LONG WALLET MOTOJI’S LEATHER
- 2016.03.06
- MOTOJI'S LEATHER
- HANDMADE, LEATHER, WALLET
レザークラフトにて長財布の作り方を記録します。
近々友人の結婚式があるのでその際今使ってるラウンドウォレットだと鞄を持ち歩かないといけないため、お尻のポケットに入れてもかさばらない札入れを作ろうと思いの製作です。
デザイン
最低限の機能があればいいのでコインケース部分と札入れ2か所のみ。フラップ部分はジャンパーホック2か所にて留めることができる仕様です。
外側にはバスケット柄を施し少しバイカーウォレットのエッセンスを入れてみようと思います。
シンプルだからこそ安っぽくならないように表になる革は銀面が両面になるよう貼り合わせます。
型紙製作
デザインが出来たらそれを型紙に興します。具体的なサイズを決めるときは、1万円札のサイズ(お札の中で1番大きい)とクレジットカードのサイズを測ればおのずと算出できます。
◆注意点
あと”革の厚み”と”縫い代の部分”を考慮するのを忘れずに。
完成したらカードが入らないと悲しいことになります。
他注意が必要なのは”名刺の一般的なサイズ”と”クレジットカード”だと大きさが異なること。
適当に近くにあったからと言ってそのカードがクレジットカードなどと同サイズお思い込み作ると後で痛い目みます。
革の裁断
型紙が出来たらそれを革にあて銀ペンなどで型紙を革に写します。
◆注意点
この時点で線がずれてしまってると、革を線に合わせて裁断し、張り合わせて縫い穴をあける際に穴が表と裏でずれてしまいみっともない姿になってしまうので正確に写しましょう。
カービング
デバイダーでステッチ部分、スタンプ部分の枠になる部分にラインを引きます。
スーベルカッターでラインを引いたところに溝を切っておきます。
バスケット柄を施していきます。補助線を引きながらやるといいと思います。
◆注意点
カービングの際は革を濡らすのを忘れずに。濡らすのはカービングの部分だけではなく全体を濡らしましょう。一部だけ濡らすと染める時に色がムラになる場合があります。
染色
革専用の染料で染色していきます。ボウルに使う量を出して刷毛などで塗ると塗りやすいです。
2度塗り3度塗りすると色あせしにくくなります。
床面処理
トコノールをウェスにとり、床面に塗りこんでいき、その後ガラス板にて縦横斜めにゴシゴシ磨きます。
コインケース部分ファスナー取り付け
あらかじめ用意しておいたファスナーのサイズに革を切り抜きます。
今回使用したファスナーはWWALDIESビンテージTALONジッパーぽくてかっこいいです。
次はやっと組み立てに入ります。
組み立て・縫製
コインケースの下部分を縫製します。
コバの処理
まず水で濡らしある程度ツルツルになるまで磨きます。
その後はコバ仕上げ材を乗せていきます。
完成が見えてきました。
仕上げ
バネホックを取り付けます。
つけ方はこちらのサイトを参考にしてください。
レザークラフトドットジェイピー
今回は仕上げ材ではなくオイルをたっぷり塗ってコーティング。
完成
他の作品の作り方はこちら
レザーコインケースの作り方はこちら
レザーペットボトルホルダーの作り方はこちら
レザーキーケースの作り方はこちら
レザーカードケースの作り方はこちら
レザーロングウォレットの作り方はこちら
レザーペンケースの作り方はこちら
レザートレーの作り方はこちら
レザーシングルペンケースの作り方はこちら
こちらでシルクスクリーン印刷で作ったTシャツや革製品作品の販売もしていますのでご覧ください。
TOOEYSWORKS SHOP
最後に
これからレザークラフトを始めていこうと思っている方にはこちらがおすすめ。一通りのものが入ってますので、簡単なカードケースやコインケース、財布なんかは作れるとおもいます。必要なものはここから買い足していくのがいいのではないでしょうか。他100均で代用できるものも多々ありますので、まず大きめな100均の文房具や工具のコーナーを見てみるのもいいと思いますよ。
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