COINCASE MOTOJI’S LEATHER
- 2016.01.24
- MOTOJI'S LEATHER
- HANDMADE, LEATHER
ハンドメイド好きなあなたにオススメ
レザークラフトにてコインケースを作ったので作り方を記録します。
初めてレザークラフトをやってみる方でも半日あれば作れるのでチャレンジしてみるには丁度良いんではないでしょうか。
型紙を作る
サイズ感はお好みですので一度紙で作ってみて調整するのがいいかとは思います。
100均で方眼の型紙が売っていますので作りたいサイズが決まったら型紙を作るのがベストだと思います。型紙なしで直接革に線を引くのはおすすめしません。後悔することになるはずです。
革の裁断
とりあえず扱いやすいサイズに切ってしまった方がいいでしょう。
今回使った革
・牛タンロー 1,5mm厚 サイズ:3ds
1,5mmだとソフトな感じ。かっちりしたのがいい方はマチ以外は2,5mmぐらい厚いので作ってもいいかもしれません。
床面の処理
トコノールをウェスに取り床面に塗り、染み込ませガラス板ででゴシゴシ磨きます。ザラザラが指で触ったらツルツルに変わったらOKです。
床面の処理が終わったら型紙の線の沿って裁断します。床面処理の後に線に沿って裁断したのは、あらかじめ線に沿って裁断した後にトコノールを塗るとはみ出したのが銀面についてしまうことがあるからです。
コバの処理
後々貼り合わせる部分以外を処理していきます。
コバ落としでコバの処理をします。1辺はなるべく一回で最後まで行けるよう角度と力加減を調節してください。
削り屑がこのようにつながっているのが理想です。
水を染み込ませたスポンジなどでコバを濡らし、コバ磨きでツルツルになるまで擦ります。
あまり力を入れると革が歪んでしまうので徐々に強くしていき丁度良いところを見極めてください。
ホックをつける
必ずつける前に向きを確認してください。気を抜くと結構間違います。
縫製後につけようと思うとなかなか難しかったりすることもあるので縫製前につけることをおすすめします。
縫製
今回手縫いなので菱目で穴を開けます。デバイダーで縫い代に印をつけます。縁から3mmが綺麗に見えるみたいですが、作るものの大きさにもよりますのでその都度調整してください。
マチの部分は予め形をつけておくと形作りやすいですよ。
革が重なる部分はあながずれ易いので1目づつが穴あけがいいと思いますよ。
一周穴あけできました。
穴あけが終わったら糸が埋まる溝を切るため、スーベルカッターなどで線を引きます。
溝を切ったら針に糸を通し縫製していきます。
コバの処理2
先ほど処理しなかったコバを処理します。
貼り合わせた部分のコバを削り、水をつけてます磨きます。磨いたらトコノールをつけてさらに磨きます。
仕上げ
やっと完成です。最後にウェスにレザーフィックスを染み込ませ、銀面に線の跡が残らないように円を描くように馴染ませていきます。
いよいよ完成です。
完成!
やっと完成です。小さなコインケースでも中々工程数があります。ワークショップで教えていても初めて作った方は、革製品が値段が高い理由が分かると言って帰っていきます。
型紙の制作から完成までで約3時間。デザインから始めるともっと時間がかかると思います。
ぜひ皆さんも自分好みのキーケースを作ってみてくださいね。
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こちらでシルクスクリーン印刷で作ったTシャツや革製品作品の販売もしていますのでご覧ください。
TOOEYSWORKS SHOP
最後に
これからレザークラフトを始めていこうと思っている方にはこちらがおすすめ。一通りのものが入ってますので、簡単なカードケースやコインケース、財布なんかは作れるとおもいます。必要なものはここから買い足していくのがいいのではないでしょうか。他100均で代用できるものも多々ありますので、まず大きめな100均の文房具や工具のコーナーを見てみるのもいいと思いますよ。
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