IgniteNET AP SETTING
- 2020.06.29
- NEWS
IgniteNETとは?
弊社が販売する「IgniteNet」製品は、導入コストを抑えながらも、ご購入いただいた無線LAN機器すべてを一括管理できる「マネージドWi-Fi」のサービスをご利用頂ける無線LANソリューションです。大企業・大規模案件でのご利用は勿論の事、中小企業の皆様でもご利用頂ける価格で提供いたします。
引用元: http://www.air-compass.com/jp/ignitenet/
要は比較的導入コスト、ランニングをかけずにクラウドタイプのWi-Fiが導入できるということ
1.ログイン
今回はクラウドで管理ではなく端末直にログインし設定を変更する方法です。
1-1 PCとAPをLANケーブルで接続
PCのLANポートと、APのLANポートを接続
※PoEと書かれた方はルータ側なので「ETH2」に接続
1-2 PCアドレスを同セグメントに変更
IgniteのAPは初期値が「192.168.2.1」なので同セグメント
例)192.168.2.10 にする
1-3 ブラウザを開きアドレス「192.168.2.1」を入力しEnter
1-4 ログイン画面にIDとPWを入力し”Login”ボタンをクリック
ID:root PW:admin123
※因みに言語を「日本語」を選んでも英語のままです。 何故かはわかりませんが
1-5 クラウドを使わないので”No, ~”のまま”Done”をクリック
ログインできました
2.アカウント追加
①「User Accounts」クリック
②「Add new」をクリック
③任意のIDとPWを入力
④「Save」をクリック
⑤「Aply」をクリック
作成したIDとPWでログインできればOK
3.SSIDの追加
①WIRELESS→2.4or5Gをクリック
2.4G:障害物に強い
5G:高速だが障害物に弱い
②「Add」をクリック
③任意のSSIDを入力
④端末数を制御する場合は数字を入力。
※推奨30~50台程度
⑤セキュリティ要件を選択
※推奨値は画像の通り
Key:Wi-Fiに接続するときのPW
⑥「Save」をクリック
⑦「Aply」で設定反映
Wi-Fi-を選択する画面でSSIDが確認でき、先ほど設定したPWで接続できればOK
4.APのWAN側アドレス変更
APのWAN側アドレスを変更する場合(APのPoEポート側)
※デフォルトはDHCPになっています。
①NETWORKをクリックし「Internet setteings」をクリック
②Static IPを選択
③任意のアドレスを入力
④デフォルトゲートウェイ(上位ルータのLAN側IP)を入力
⑤「Save」をクリック
⑥画面上に下記ポップアップが表示されたら「Aply」で設定反映されます
5.APのLAN側アドレス変更
APの”ETHポート”と“作成したSSID”のデフォルト設定の場合のアドレスです
※デフォルトは”192.168.2.1”になっています。
①NETWORKをクリックし「Lan setteings」をクリック
=Default Local Network=
②任意のIPアドレス/サブネットを設定
③DHCP機能を使う場合は値を設定
④「Save」をクリック
6.ゲストWifiiの設定
VLANを使わずネットワークをゲストと分ける場合に有効です
※デフォルトは割り当てられていないのでSSIDを作成し割り当てます
①NETWORKをクリックし「Lan setteings」をクリック
=Default Guest Network=
②任意のIPアドレス/サブネットを設定
③DHCP機能を使う場合は値を設定
④インタネットの未接続の場合は”Internet access only”
⑤「Save」をクリック
⑥WIRELESS→SSIDを設定した方を選択
⑦ゲスト用SSIDをクリック
⑧”Add Guest Network”を選択
⑨「Save」をクリック
7.<親機>WDS(リピータ)機能の設定
親機にログインします。(前ページ参照)
①親機にWDSで使用するSSIDの設定をします。
SSIDの設定方法は前ページ参照
SSIDの名前はわかりやすいように下記がいいかと
例):wds-****
2.4Gと5Gのどちらを使用するかは設置場所の状況を考慮し判断。障害物が
多い場所2.4G、障害物が無い場所は5GをWDS用のWi-Fiにするのがいいかも
しれません。
<注意!>
5GHz帯でWDSを設定する場合チャネルを”36〜48″で固定する必要があります。
DFS機能の影響かと思いますが、上記以外のチャネルの場合子機側でスキャンした際に読み取ることができない模様。
7.<子機>WDS(リピータ)機能の設定
③Radio Setting > WIRELESS 2.4 GHZ をクリック
④Operation Mode を”Client WDS”に変更
⑤「Scan」をクリックし、親機で設定したwds用のSSIDを選択してください
⑥パスワードを設定されている場合はKeyにパスワードを入力してください
⑦「Save」をクリック
⑧”INTERNET SOURCE”欄がWDS用のSSIDになっていれば設定完了です。
<注意!>
Internet StatusがNOT CONECT TO INTERNETの場合、SSIDのパスワード設定が間違っているばあいあるので注意が必要。
(パスワードが間違っていてもINTERNET SOURCE欄にWDS用のSSIDが表示されるみたい)
8.最後に
IgniteNETを設定してみて、非常に簡単にいろんな設定が可能なことがわかりました。APの性能を検証はまだしていませんが、お金をかけずにカスタマイズして使うにはすごくメリットはあるんではないかというのが率直な感想です。
例えばFree-Wi-Fi用のスプラッシュページの作成は某業者の場合はそれだけで8万円ぐらいかかりますし、さらにAP1台あたりサブスクリプションも発生します。私のように多少のNW設計の知識があれば、少し遊べば基本的な使いかたはわかるのではないかと。
ただあくまでも個人的な感想になりますのでご参考程度に。
-
前の記事
早起きはいい 2020.06.27
-
次の記事
LANDCRUISER 78PRAD 2020.09.07
コメントを書く