ROLEX OYSTERDATE PRECISION
ロレックス オイスターデイト プレシジョン
今日は私物の紹介です。手に入れたのは5年くらい前でしょうか。
知人から格安で譲っていただいたものになります。
ケース:直径 34.0mm (リューズ含まず)
小ぶりなフェイスは主張しすぎなくいい感じ。
文字盤にはROLEXのロゴとOYSTERDATE、そしてPRECISIONの文字。
オイスターケースとは
元々はオイスター社が開発した防水ケースを意味します。スクリュー式の裏蓋やツインロック・トリプロックなどのねじ込み式リューズを採用することで高い気密性を確保します。
ただ、パッキン類が劣化してしまうとせっかくの気密性が確保されませんので、定期的なメンテナンスは不可欠となります。アンティークに関しては防水とは考えない方がいいとお店では言ってました。
特徴
手巻きムーブメント搭載の“オイスターデイト”です。3時位置にはデイトジャスト機構ではないカレンダーを備えています。インデックスはアップライトのバーインデックス。時分針はアルファ針。リューズはロレックスのクラウン付リューズです。1950年代の製造と推察され、中々のおじいちゃんですが、今もリューズを巻くと元気に動きます。
風防が傷ついてしまっているのでいつか直したい。
時計のみだとボリューム感が無いので自作のシンプルなレザーブレスでバランス調節。
厚みは11mm、つけていてもあまり邪魔にはならないところが気に入ってます。
プレジションとは
因みにプレジションとは『正確な時を刻むモデル』という、精度ランク表記の意味のようです。
以下ヤフー知恵袋に詳しい情報が掲載されていたので抜粋します。
現在は自動巻きのみで手巻きのものはロレックスから発売されていないようです。
そう聞くとまた愛着がわきますね。
価格も20万以下で探せるのでロレックスの入門編として1本持っていてもいのではないでしょうか。
プレシジョン【PRECISION】とは・・・
本来の言語的意味では正確、若しくは精密という意味です。ロレックス オイスター・プレシジョン・・・ロレックスに特化した傾向では手巻きモデルの意味合いが強いですが、時計製造業界の語法では、中の機械はクロノメーター検定(スイスクロノメーター検定協会の厳格な精度審査)こそ受けてはいないものの・・・それに準じた高いクオリティーの『正確な時を刻むモデル』という、精度ランク表記の意味になります。
ちなみに自動巻きはロレックス オイスター・パーペチュアルと表記され、クロノメーター検定を受けた物は文字盤の6時位置にクロノメーターと表記されます。
>素人考えでは、機械式より構造がシンプルで壊れにくいのかな?と思っています。
発電機構や電池からの電力供給を動力とするクオーツ時計や電波時計などを除き、ゼンマイやローターなどから得る物理的動力で時を刻む時計は、自動巻きも手巻きも機械式時計ということになります。
機械式時計発達史の順番から考えると、手巻き時計にローターが付加され、いちいちゼンマイを巻かなくてよくなったハーウッド式自動巻きになった経緯を考えると、自動巻きは使用者の生活状況による手巻きのクセ(姿勢差による時計の進みや遅れ)+ローターが激しく回転し、巻き上げが頻繁になると精度的に進む場合がありますが、どちらにしても限度を超えた症状でなければ実用上大した問題ではありません。
現在、ロレックス社では手巻きモデルの製造は打ち切られており、一部例外はあるかもしれませんが、基本的に現行モデルは全て自動巻きです。
また、製造年代が新し目の手巻きモデルは裏蓋の厚みこそ違え、ミドルケースの形状はほとんど自動巻きと同じで、自動巻き共通の金属ブレス付きだとしたら、見た目余り変わらないことから出品説明にミスがあったのではないかと思います。
まあ、ミスとわかっても高額品ですから不安になるお気持ちは理解できますが・・・。
最後に
いずれはGMTマスターあたりが欲しいなと思っている今日この頃です。
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