PENCASE MOTOJI’S LEATHER
- 2016.09.22
- MOTOJI'S LEATHER
- HANDMADE
レザークラフトにてペンケースを作り方を簡単にですが記録します。
こちらのサイズで作るとドクターグリップですら5本は余裕で入るサイズです。コンパクトなのがお好みの場合は記事の一番下にある型紙のサイズを参考にしてください。
材料
牛タンロー 厚さ1mm
ファスナー 150mm
糸 セイワ Wロー引き糸 白
型紙を作る
今回使用したファスナーはWLADESビンテージファスナーをモチーフに制作されておりかっこいい。
ペンの長さとも丁度いい。
革の裁断
出来上がった型紙を革に写します。使用したペンは銀ペン。ボールペンでも別にいいと思います。
床面をトコノールで磨く
トコノールをウェスに取りまんべなく塗り、塗ったらガラス板で磨いていきます。
縦横斜めと向きを変えて磨くことによって毛羽立ちを抑えることができます。
トコノール
ガラス板
ファスナー部分くり抜き
ファスナーの淵にあたる部分は切り抜いたらトコノールやコバ仕上げ材などで処理しておきます。ファスナーを付けた後だと処理ができないので注意。
縫しろに印をつける
コンパスを使い縫しろに印をつけます。作るものの革の厚みやサイズによりますが2~3mmぐらいがいいかと。
ファスナーを取り付け
ファスナーの縫しろに両面テープもしくはボンドなどを塗り、先ほど切り抜いた革に貼り付けます。
縫い穴を空ける
コンパスで印を付けた場所に菱目で穴を空けていきます。菱目の最後の一目ずつ重ねて打っていくとずれにくいです。
縫製
縫い方などは他のサイトにたくさん出てるのでそれを参考にしてください。
<参考サイト>
レザークラフト.jp
オイル入れ
オイル入れのタイミングは好みですが、あらかじめ入れておくと制作過程での汚れ防止にもなり自分はそうしてます。
レザーフィックスなどの仕上げ材でもいいと思います。
ニートフットオイル
レザーフィックス
縫い穴をを開ける
今度は外側の部分に先ほどと同じようにコンパスで印をつけ菱目で穴あけて縫製していきます。
完成が近づいてきましたね。
ものづくりをしているとこの完成までの少し前がドキドキします。
うまくできればいいのですが。
完成
縫い終わったら最後に裏返して完成です。完全に縫い終わる前にファスナーを全開にしておいた方がいいですね、全部縫い終わってからだとファスナーを開けにくいですから。
自分の場合出来上がったものが大きすぎたのでサイズ直しをしてます。
ペンが3本ぐらいは入ればいいのであれば下記の型紙を参考にしてください。
おまけ
余った革を細く切ってプルタブ部分に通せば開閉がしやすくなりますし、直接触る部分なので一番経年変化が楽しめます。
他の作品の作り方はこちら
レザーペットボトルホルダーの作り方はこちら
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レザーロングウォレットの作り方はこちら
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レザートレーの作り方はこちら
レザーシングルペンケースの作り方はこちら
こちらでシルクスクリーン印刷で作ったTシャツや革製品作品の販売もしていますのでご覧ください。
TOOEYSWORKS SHOP
最後に
これからレザークラフトを始めていこうと思っている方にはこちらがおすすめ。一通りのものが入ってますので、簡単なカードケースやコインケース、財布なんかは作れるとおもいます。必要なものはここから買い足していくのがいいのではないでしょうか。他100均で代用できるものも多々ありますので、まず大きめな100均の文房具や工具のコーナーを見てみるのもいいと思いますよ。
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