KAZUMANOSATO YAMANOBORI 20150530
奥多摩に登山に行ってきました。
1 プロローグ
5月の最終土曜日、リベンジしにJR武蔵五日市駅よりバスに揺られること約30分、「払沢の滝」バス停より登山してきました。
何故リベンジかというと、約1年前・・・。
■登場人物
・プログラマーの友達Rちゃん、以下R
・S太
・Eちん
・私
■スペシャルサンクス
・女将さん
R「自分山登り行きたいんやけど一緒に行かへん?」
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私「いいねー、体動かしたいし自然大好きだしいいよ!」
R「じゃあ決まりで、ルートは俺が1年前に買ったガイド雑誌があるからそれで決めよう!最近出たやつだとたぶん混んでるからさ。」
※この提案がのちに二人を限界近くまで苦しめることになるとは思いもしないのであった。
私「それもそうだね、任せるわ。」
とのことで始まった山登り。順調にいけば昼過ぎには目的地の温泉に着くはずがどこかで道を間違い目的地より手前で山から下りてきてしまう。そこから目的地の「数馬の湯」はバスで10分???バスを待ってる間に目的地に着けるんじゃんと言ったのが運のつき。かれこれ1時間半は檜原街道を歩くことに。
へとへとになることやっと「数馬の湯」ここから10分の看板がーーーーー。やっと温泉に入れると思って元気が出たと思いきや目的地までは心臓破りの坂が続く・・・。
力尽きそうになりながらも着いた目的地には建物が無く途方に暮れる始末。あきらめようとしたところをRがおばさんに話しかけるとそこの女将さんでした。
女将さん「ちょっと前に火事で建物が焼けちゃったのよーごめんねー。」
私,R「オーーーーーーーマイガーーーーーーーーー!!!」
こんなことってあるんですね。
信じられません。
何のために辛い思いで山に登ったのか?
全ては温泉&ビールがあったからなのに(涙)
膝から崩れ落ちる二人。
とりあえずその場に合ったベンチに倒れそうな体を預ける。
申し訳なさの埋め合わせなのか山料理をサービスしてくれる女将さん。
・竹の子の刺身
・刺身こんにゃく
・山菜の煮物など
これでもかってくらい持ってくる。そんなに山料理が得意でない私は竹の子の刺身をわさび醤油でごまかして食べるが量がそれにしても多いので困ったなと。
バスの時間を理由にその場を立ち去った・・・・・・
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あれから1年の月日が流れ、火事から復活したとの便りを受けて今回の山登りがあります。
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2 当日
7:00
武蔵五日市駅7:38発のバスに乗り込みスタート地点の「払沢の滝」を目指します。途中乗ってくる小学校低学年の子供たちの中にはちびまる子ちゃんのみぎわさんにそっくりな女の子が一人。愛らしい。
今回の登山は仲間が二人増えて男3、女1の編成です。
「もう無理!」
みたいなことをいう人はいません。
記憶をなぞりつつ順調な山登り。都内は30度に届きそうという快晴に恵まれる。出発して5分もたたずに汗まみれになる俺たち私たち。
いつもはただ登ることだけ考えてたので今回は景色を楽しみつついろんなものに触れてみようと試みる。道脇のきれいな緑色した葉っぱに触れ、こんなに柔らかかったんだと幼少の記憶と照らし合わせてみてはこれなら尻を拭いても痛くないと一人心の中でつぶやく。
いざというときはお世話になります!
なんてね。
私「歌でも歌って登ろうか」
私「君が代とか。」
私「そういえば君が代のサビってどこなん?さざれの部分かな?」
そんなたわいもないことを話ながらの登山は楽しいですね。呼吸をするたびに体の中がきれいになってく感じだ。
R「先週別れたんだよね」
他「???????? 今何て??? どうして???」
そんな告白もありの楽しい山登りです。
30分もすると体も慣れてきてランナーズハイみたいな感じでどんどん行けちゃう。登りもありますが嶺なので上まで行ってしまえば平坦な道が続きます。途中かわいげな山ガールも何組かいたりして。
2 休憩
10時には浅間山の頂上に着きここらでゆっくり休憩タイム
最近調理師の学校に通っているS太によるお持てなし。
・炊き込みご飯おにぎり
・玉子スープ
・挽きたて豆のコーヒー
を富士山をみながら頂く大変贅沢な一時です。この感動があるから山登りしたくなるんだよなー。自分たちの他にもそこには老夫婦やおじさんと若い男女のグループも。
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関係性が謎です。
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3 ハプニング
小1時間ほど休憩し先を急ぐわけでもないが出発。前回とは違い結構休憩所には人がいるんだな。前回は4組ぐらいしかいなかった。尾根を数馬に向かい歩く。アップダウンはほぼなく平坦な道が数馬まで続く。
前回間違えた場所を確認し「人里バス停」の分岐の所だ。何故ここで間違ったのか?人が恋しかったのかもしれないね。途中「猿岩」なるサルの手形が付いたとされる岩がありますがここでアクシデント。今回唯一の女性であるEちんが猿岩にみとれて足元の岩に躓き転倒!!!
膝を少し切ってしまいましがここは準備の良いRちゃんが手当道具一式を持っていてほっと一息。S太による執拗な手当てもあって再び目的地に向け歩き出す。
そもそもどこに手形があるかわからない!
しばらく行くと人がすれ違えないほどの細い道が。向こうからはかわいらしい山ガール二人。S太が行こうとすると道を補強してた丸太が崩れ落ちアワや滑落寸前に。
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自然は時として優しく厳しい。
存分に鼻から空気を取り込み口から吐き出すただその繰り返し。
何故山に登るの?
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それに答えたところでおそらく1万分の1も伝わらない。
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やってみないとね。
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4 ゴール
13:30
今回も営業していなかったらどうしよう。そんな一もつの不安はありましたが無事到着。1年越しの目的が達成です。お風呂は天然ではなく川の水を沸かしたもので、広くはありませんが窓からは奥多摩の青々とした山々が広がり素晴らしい眺めです。
風呂の隅に貼った蜘蛛の巣に、蜘蛛の体の3倍はありそうな蜂がひっかり、必死に戦ってる姿を垣間見る。どちらも必死に生きることと向き合っておりそこから自分が最一生懸命になっていなかったことに気づかされる。
ここで自分がお湯をバシャンとかけたらこの戦いは終わる。
でもそれはしたくない。
見つめること5分、何とか蜘蛛の巣を引きちぎった蜂が外の飛び立ったのでのぼせ気味の自分らも出ることに。
お気づきだと思いますがやっとビールです。
そう
ビールです。
■数馬の湯
入湯料:600円
数馬の湯に食事スペースが併設されています。
メニューは
・石臼で挽いたそば(とろろあり)
・とろろごはんセット
・山菜や野菜の煮物
・合鴨と燻製チーズ
・イノシシの燻製チーズ
等です。
どれも値段は良心的ですし、女将さんはいたら3,4品サービスが出てきますよ~。
結局そこで5時ごろまで貸切のお店でまったりし帰り路に着くのでした。
まとめ
今回の山登りはメンバーが一人転んでけがをしてしまった事以外は順調な山登りだったと思います。山頂で休憩の準備をしてる時にものすごいでかい蜂にタックルされて吹っ飛びそうになりましたがそれもいい思い出です。
そういえば前回も同じ場所で蜂に襲われた気がします。もしかしたら山の主なのかもしれないですね。他にも妖精と思われるおじいさんが一人で数馬を目指していたりとユニークな方々もいましたね。
疲労度合いとしては全然まだまだ歩けましたので次回はもっとレベルを上げていきたいですね。
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