KANNONSAKI TOURING 20150627
神奈川県の横須賀の先、観音崎に行って来ました。
海が見たいと思い立ち、とりあえず逗子の方を目指そうとxlr250にまたがり走りだす。
最近オイル交換をした際に恐らくこれから夏場ということもあり硬めのオイルにしてくれたのか、エンジンはキック10回ほどでかかる。
最近長距離を走らせてなかったこともあり久々のツーリング。心躍ります。
天気はくもり、気温は26度くらいなのかな?
走りだすと暑くもなく寒くもなくなんとも言えない気持ち良さ。ブロックタイヤが風を切る音をききながら、鼻歌でも歌いながら多摩堤防道路を川崎方面へ。
途中ほとんど信号もなくそれでいて空が広いこの通りは最近のお気に入りです。
あー海が見たい
時折そういう衝動にかられることはありませんか。
川崎駅を抜け横須賀の文字が標識に出てきたのを見て目的地を横須賀に決める。横浜から30キロぐらい?
下道だとまあまあかかるなと乾いた唇でつぶやく。
レッドウイングのエンジニアブーツが小気味よくギヤを変えるリズム。
カモフラージュ柄のカバーオールが風に靡く。
レイバンのウェイファーラーに映る海岸線の景色。
単機筒の排気音の奏でるメロディー
そして履き潰され色が薄くなったリーバイス501
どれも変わらなく大好きなものばかり。
横須賀に近づくと今度は標識に観音崎の文字が。
先っぽマニアとしては崎まで行かないわけにはいかない!
とりあえずわけもわからず行ってみる。
3時間ほど走らせたバイクを観音崎で休め、その間灯台周りの公園を散歩。
公園の入り口付近には20歳そこそこの若者7、8人がバーベキューの真っ只中。
それ以外はバーベキュー客はゼロ。なんていい場所だ。
二子玉川のバーベキュー場とは比べものにならない。
さらに行くと石畳みの波打ちぎわがあり、釣りを楽しむ親子やら家族やらがちらほら。
自分は1人、この不思議に削り出された地形に悠久の時の経過を感じ、それと同時に自分の存在の意味のなさが浮き彫りになるような気持ちに。
潮風を浴びベタつく肌にたまに顔を出す日差し。
そして
いつまでも繰り返す波の音。
灯台の麓まで登る。
特に周りは見渡せない。
さらに歩くと見晴らしの丘。そこの高台に行くには不気味な小さなトンネルを50mほど抜けなければいけない。
静まりかえって人気の無いそこはとても不気味で思わず途中で振り返ってしまう。
何故だろうかこの恐怖感。全身に鳥肌が立ち背中の汗でTシャツが張り付く。
ブーツのコツっコツっと響く踵の音
思わず走り出しそうになる気持ちを抑えて抜けると日清戦争で使われてた砲台跡。
さらに体に鳥肌が。
静かすぎる。
戦友を弔った記念碑などもあり、共に捧ぐ詩が彫られた脾
100年前に行われただろう死闘を今想像することができる。
坂の上の雲を読んだお陰だ。
またさっきのトンネルを抜けなきゃいけないのがすごく怖い。けど別に道は無い。
マジで怖い。
戦争跡は興味があるけどやっぱ怖い。なんかその辺に霊兵がいそうな気がして。
別に悪さはしてこないはずだけど。
無性に空と海が青いのは何故だろう。
なんとなく長居はしたく無い気がして駐車場まで戻ろうとするが意外と遠い。
人が恋しくなってきた。
道は雨で濡れて滑るから転んでしまいそう。
途中野良猫に会う、ちらっとこっちを向いては興味がなさそうにそっぽ向く。
話しかけても知らんぷり興味がなさそうにそっぽ向く。
なかなかかわいいやつだ
バイクに戻り腹が減ったのでラーメンを食べて帰ることに。
便利なこの時代、近くで二郎系のラーメンや検索!
出てきたのは「ラーメン神豚」
これは期待できそうな雰囲気。横須賀中央駅方にもありましたが、15〜17時は休憩時間ということでまさに15時を過ぎたところだったから諦める。
そうしたら別店舗が帰り道の途中にあることがわかり、そこに決定ラーメン 神豚 六浦関東学院前店
楽しみですね〜
途中横須賀中央駅を過ぎるあたりで左を見るとなんだか商店街がありそうなので寄り道。
ドブ板通り(すごい名前だ)
というらしくネイビーバーガーのお店や、アメリカンなPUBがいくつもありなんか日本ぽくない感じ。
看板もほぼ英語だし、なんか雰囲気がかっこええ!
まさにここからビンテージスカジャンの歴史は始まったんだろうな。おそらく戦後ぐらいからやってるスカジャン店が。
一通りストリートを流し今度ゆっくり来ようと思い後にする。
そしてそこから30分ほどで着きました!
そしてお店に着き頼んだのがこれ。ラーメン小 にんにく・野菜増し!
全然「小」じゃねーし
よくいく上野毛の二郎よりはあっさりしてて全然余裕でいけちゃいました。もやしはシャキシャキしてて麺は固めで頼みましたが、二郎の普通くらいな気がします。
脂もぜんぜん層になってないので夏の食欲がない時なんてそうめんの代わりにどうでしょうか?
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うそです
腹一杯になったことだし帰ることとします。
走行距離150km
久しぶりのロングでした。
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