KAGOSIMA & YAKUSHIMA 2ndDAY

2日目縄文杉当日
装備
3月場合
- 動きやすい服装。
- かっぱ(絶対あったほうがいい)
- 防水の履きなれた靴(雨が降らなければいいですが途中で降った場合を考えて防水に越したことはありません。もし普通の靴で雨だったことを考えると悲惨です。)
- タオル
- ヘッドランプ(歩き出し30分ぐらいは真っ暗です。)
- 手袋
- 500mlのペットボトル(途中湧き水を汲めるので。夏場でも2本もあればいいかなと。)
- 帽子
- ジップロック(電子機器の保護)
起床
4:15 目覚ましの音でなんとか起きれた。
けどバスの時間までギリギリダーーーー。
焦ってコンタククトをつけようとしら流しに落として紛失!!
やばい。
予備を持ってきててよかった。
呑んでいたんがついさっきまでだった気が・・・。
もちろん眠い。
なんとかバスの時間に間に合い登山口まで40分。
少し寝ます。
弁当は宿に注文用のチラシがあり、「八百八〜やおはち〜」にて注文しておくと作っておいてくれ、バス停の目の間にあり受け取ってからいざ出発。
4:40にやってるってすごい。
バスはガイドを頼んでいたので同じツアーの人たちと貸切。
少しでも酔いを覚まします。
5:30山道入り口出発
トロッコ道
四角いのが正長石の結晶でだんだん大きくなっていくみたい。不思議ですね、
屋久島を流れる川には魚がほとんどいないみたいなんですが、その理由が「水がきれいすぎるから」という説がいう説が有力らしい。
きれいすぎてプランクトンが生息できないのでそれに付随して他の生物も生息できないみたい。
きれいすぎて住めないなんてなんか人間社会もそこに向かってるような気がしてなりません。
菌と人間はそもそも共存してるのに除菌除菌でいいものまで排除してしまい、体内で抗体が作れないために病気になりやすくなっている。
過剰なほど除菌するけどヨーグルト食べる。
なんか矛盾してる気がします。
CMやらメーカーの情報に躍らせれてるんじゃないか。
昔はこんなところに村があったようで、小学校もあったみたい。今は建物は撤去され基礎のコンクリートに苔が生えている状態。
白黒の写真と照らし合わせてみる何もないそこの風景には物悲しさが漂うよう。
道はひたすらトロッコ道。
片道11kmのうち8.6kmがトロッコです。道幅はトロッコ幅しかないので1列になりひたすら歩く。
ガイドさんのすぐ後ろならいいですが、真ん中より後ろだと何を言っているのかが全くわかりません。
しかも枕木を歩いていくので足元を見ないとつまづいてしまい、景色を見る余裕なんてほとんどありません。
と言いましてもほとんど景色も変わりませんので大変飽きます。
しかもトイレポイントは非常に少なく。8.6km内に真ん中ぐらいとトロッコ道の最終点だけです。
後の山道は携帯トイレしか使用できないので水分はあまり取らない方がいい。
もののけ姫に出てくるデイダラボッチに見えればまだ頭が柔らかい。
ガイドさんが言うにはトロッコが見れると大変運がいいとのことでしたがまさかの遭遇。
やっぱり自分は運がいい。
屈強な男たちが山の上にあるトイレから50kgの便を担いでは降りてを2往復。半端ない体力です。
感謝の気持ちでいっぱいです。
山道
トロッコ道が終わると急に険しい山道です。バランスをとるために木や岩をつかんだりするので手袋、軍手などがあったらいいです。
自分が屋久島に行ったのは3月ですが山に入ると気温も下がり5度ほどしかないため防寒対策としても手袋はあったらいいです。
雨が降った場合を考えて防水に越したことはありません。
「ウィルソン株」は角度によってはハートに見えるということでパワースポットらしく、麗しき乙女が次から次へと写真を撮っていきます。
切り株の中の空間は2部屋ほど取れるほどあり。江戸時代に切られたらしいですが縄文杉に負けないくらいの巨木だったことが想像できます。
屋久島唯一のペンギンが生息地
山道にはダナーライトが大変よく似合う
縄文杉以外のすごい屋久杉
屋久島は全部が世界遺産な訳ではなく、縄文杉を含む一部である21%。
ゴールが近づいてる気がします。
乙事主(おっことぬし)様に食べられるところ。ガイドさんに促されてやりました。
昼食
朝飯用に昨日の夜握っておいたおにぎりを忘れたせいもありこの時間をどれだけ楽しみにしていたことかと。
開けてびっくり、写真のものよりおにぎりが一個少ないし!!!
がっかり具合が半端ない!
がガイドさんが用意してくれた味噌汁のうまいこと。
寒さでおにぎりがカチカチですが美味しかった。満足です。
ついに縄文杉とご対面
約6時間の登山の末に遂に縄文杉とご対面です。
一つの枝でさえ大木のような太さで、折れそうな枝があるためあまり近づくことができないのが残念です。
中が空洞のため正確な樹齢がわからないみたいですが、2000年〜7500年とかなりの幅があります。
存在そのものが悠久の時の流れの象徴であり、自分の小ささや人間の一生の短さを感じさせられます。
何かにつまづいた時には縄文杉を思い出そうと思います。
写真じゃ全くと言っていいほど伝えられないこの凄さ。
ぜひ自分の足で確かめに行ってください。
今までで最高齢は74歳らしいので大抵の人はたどり着けると思います。
写真撮影も終わりしばらく眺めたら下山です。
来た道と全く同じところを帰ります。
下山
来た道をただ戻るのでワクワク感はありませんが、ガイドさんが来る時とは違う部分を教えてくれました。
ドラゴンに見えたら大丈夫。
きれいな森の象徴「こだま」
無事帰還
2日目の晩飯
居居酒屋若大将
とれたてヤリイカの刺身
変わった貝「亀の手」バター味で美味い
なんとトビウオの丸揚げ!
羽の骨がプリッツみたい。
たこ唐揚げ
エビおじさん
ここの宿、晴耕雨読には「海老おじさん」なる人物が現れるという噂が・・・。
そんな話をしていたさなか、何やら玄関の扉を開けるガラガラという音が!?
まさか!?!?
きたーーーーーーーーー
海老おじさん
もうすでに取ってきてくれたのにもかかわらずもう一度自分らも連れて行ってくれることに!
素敵な人です。
屋久島焼酎”三岳”に女性向けに飲みやすくした”愛子”
なんとエビおじさんから差し入れ。
エビ取りに連れて行ってくれたり、さらにそのエビを調理してくれたりとなんでこんなに親切なんだろうと。
東京だと考えられませんよね。
これだけで一つのイベントで仕事になりそう。
今回の旅はやたらと人の親切さに触れさせていただいてます。
なんか田舎育ちだったのにもかかわらず忘れてしまっていたものをいろいろ思い出させていただいた気がします。
2日目就寝
この日は記憶もはっきりしたまま24:00に就寝です。
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