TOKIO BY KEIGO HIGASHINO
「時生」 東野 圭吾
最初は息子の死を迎える夫婦の現在から始まり、ストーリーは何故そこに行きついたかを20年前からさかのぼりそして現在に至る。
登場人物は、
主人公の宮本、その妻、そして時生の3人がメインとなり、そこから宮本の過去の彼女が失踪した事件から広がる謎の登場人物たち。
非現実的なでき事が起きてますがそこが東野圭吾ワールド!いつの間にかついつい引き込まれてしまいます。
舞台は1970年代。自分の悪いところを認めず、全て周りのせいにしてきた一人の若者が、現在よりタイムスリップしてきた自分の息子「時生」によりまともな大人になっていく過程が描かれてます。
自分より不幸な境遇で生まれたのにもかかわらす、しっかり生きている一人の女性にや、自分を捨てた母親に会い出征の秘密を聞かされ徐々に変わりゆく内面が時間の経過とともに豊かに放言されてます。
結構長編ですがあっという間に読める作品となってます。最後のページに近づくにつれ明かされていく謎のオンパレード。
これだから東野 圭吾はやめれない。
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