Silkscreen

シルクスクリーンの製版から印刷まで

1 デザインを決める

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透明なフィルムや、トレーシングペーパーなどの、光を透過する支持体に、光を通さないインクを、デザインに従って、描画したり、または、プリンターやコピー機で印刷します。

私のやり方はOHPフィルムにデザインをプリントしています。

多色刷りの場合は色の数だけ版を作り、普通は1色1版で製版する。

2 版の土台をつくる

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アルミ製、木製などの枠に張ったメッシュにバケットで感光乳剤を薄く塗布する。その際あまり厚く塗ってしまうと乾燥に時間がかかるので、乳剤が固い場合は水で少し薄め(滴らない程度)てから使用するのがよい。

乳剤を塗り終わったら暗所で乾燥させる。もしくはドライヤーで乾かす。

感光乳剤は主にジアゾ系のものが使用される。

感光しないように必ず作業中は日光を遮断し冷暗所で作業する。蛍光灯でも露光するので注意。

塗る際はバケットがない場合プラスチック製のスキージでもいいが、ムラができないようにする必要がある。

 

3 露光

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メッシュにポジ(デザインをプリンターなどで打ち出したもの)を重ね、ずれないようにスプレーのりで貼り付ける。感光機(Tシャツ君)や日光などで一定時間紫外線に当てることで、露光させる。

日光でやる場合は季節や時間によって露光にかかる時間が違うので要注意!(夏なら10秒~20秒で十分)。

 

4 版の完成

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乳剤面に水をかけると感光が止まる(現像)。露光させたときに光が当たった部分は、感光して硬化した乳剤がメッシュに固着してインクを透過しない膜状となる。

柔らかいブラシに水を含ませ軽くこすると露光していない部分から泡がでて乳剤が溶けていきます。

感光していない部分の乳剤は、洗うとメッシュから落ちて、インクを透過する部分になる。これで刷ることができる状態の版ができあがる。

5 失敗したら?

印刷後は、メッシュを別の製版に再利用するために、感光乳剤専用の再生液で、硬化した乳剤を溶かし、洗い落とすことで「落版」する。

【参考】

Wikipedia シルクスクリーン

 

お店で製版

どうしても細い線などを表現したいが上手くいかない場合は少しお金がかかりますが外注も手です。

画材屋さんに版にしたいデザインを持ち込み時期にもよりますが、早ければ翌日。遅くても1週間ほどあれば作れると想います。

参考までに渋谷にある画材屋のうえまつ画材の料金表です。

うえまつ画材

 

私とシルクスクリーンの出会い

シルクスクリーン印刷と言えば自分が真っ先に頭に浮かんだのはアンディーウォーホルでした。おそらく誰もが目にしたことある有名なのはキャンベル・スープ缶やマリリンモンローの顔の作品ではないでしょうか。

一番最初に私が版を作ろうとしたのはキャンベルスープでした。なかなか細かい線を版で作るのはうまくいかなかったのを覚えてます。

しかしそんな版でも最初に完成した時はとてもうれしかったですね。題材として選んだキャンベルスープ自体がビンテージ感を出したかったこともあり、うまくできなかった版で擦った手提げがまた雰囲気があっていい。

それが私がシルクスクリーンに出会ってはまっていくことになるきっかけとなりました。

インターネットや書籍、友人からいろいろ情報を集めそれからは版づくりにはまります。試行錯誤を繰り返し班は自分で何とかうまくできるようになり。今があります。

TOOEYSWORKSのSILKSCREENはそんなところから始っています。

量産品にはない1枚1枚手刷りによるTシャツ。決して安くはできませんが、TOOEYSWORKSのデザインとコンセプトに納得していただける方に作品をお届けしたいとTOOEYS一同考えております。

 

参考にした書籍

 

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